埼玉大,AR調理支援システムを開発

埼玉大学は,ARゴーグルを用いて力の情報を可視化した調理支援システムを開発した(ニュースリリース)。

この技術は日々の生活で行なわれる「調理する」という行動に注目し,力加減を学ぶ必要のある人に上手な包丁さばきの力加減を可視化することで,学習効果を高めることを期待するもの。

この技術は力の感覚がわかりづらい日常作業である調理を力センサー,RGBDカメラ,ARゴーグルを用い,微妙な力加減などを可視化し,利用者に視覚的に伝えるもの。まな板と包丁にかかる力を計算して,実画像に重ねて表示することで目に見えない力を可視化している。

ヘッドマウントディスプレーで表示しているため,調理している最中に視点を変更することなく,そのまま実画像に重ねて見ることができるのが利点。例えば,リハビリ支援ツールとして麻痺者が腕の感覚を取り戻したい場合,あるいは,日常では調理の初心者で上手な切り方の感覚がわからない人などを想定しているという。

この技術は力加減を学ぶ必要のある人を対象とした支援機器の先駆けであり,今後,介護施設等で実際に使用してもらいその効果を検証していく予定。

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