東芝メディカルシステムズは,事業規模の拡大と,新規事業領域の開拓を実現するために,横浜開発センター(横浜市鶴見区)を設立し,来年2月に100人規模で稼働する(ニュースリリース)。
このセンターでは超音波診断装置,MRIシステム,検体検査装置の先行技術や要素技術の開発を行なうとともに,医療機器向けを含む業務用カメラの開発を行ない,今後,継続強化を図っていく。
同社は本社を中心に,米国,英国,フランス,中国,インドにそれぞれの得意とする技術を活かした研究開発拠点を有している。横浜開発センターは研究開発拠点の一つとして,本社および海外R&D拠点と連携しながらタイムリーなコア技術の創出を加速するとしている。
また,首都圏の開発拠点としての立地を活用し,首都圏だけでなく全国の医療機関,パートナー企業等との密な産学官を含めた連携のもと,開発を強化する。