ギガフォトンは,設立16周年目に当たる2016年度を第2創業期と位置付け,次なる成長戦略を発表した(ニュースリリース)。
2000年8月1日に設立したギガフォトンは,昨年設立15周年を迎えた。創業当初は10%前後だったDUVエキシマレーザーの市場シェアも,現在は販売累計1300台以上,2015年度販売シェアは60%にのぼり過去最高売上を達成することができた。
同社はその中で,2016年度以降を第2創業期と位置づけ,さらなる成長を目指す。今後はエキシマレーザー事業を従来の半導体リソグラフィ用途に加え、“GIGANEX”シリーズとしてFPD製造などの新分野へも拡大していく。また現在開発中のEUV光源も出力250Wを達成しており,量産へ向けて開発を加速していく。
そのため将来に向けての投資の一環として,同社は今秋より新社屋の着工を開始した。(2017年6月完成予定)これにより製造スペースは50%増え,生産規模は最大70%拡大する。また人員を増員し,より安定した確実な品質と,顧客の要望により迅速かつ丁寧に応える体制を作るとしている。