ESI,ドローンによるメガソーラーIR検査サービスを開始

エナジー・ソリューションズ(ESI)は,ドローン&クラウドソーラーモジュールIR検査サービス「ドローンアイ」の提供を9月12日より開始した(ニュースリリース)。オープン価格。

IOT技術を活用したメガソーラーの全数モジュールIR(赤外線)検査を実現するサービスで,赤外線カメラを搭載したドローンが,太陽光発電パネルの,セルの異常,モジュールの異常,クラスタの異常,ストリングの異常を検出する。

同社がソーラー事業者から検査を受託して実施するとともに,フランチャイズパートナー制度を発足し,同サービスのスタートアップキットの提供を開始。3年後に年間10GWのソーラーモジュールIR検査を50社のフランチャイズとともに実施することを目標としている。

2016年5月に可決された「改正FIT 法」により,モジュールのIR検査は重要な検査の一つとなるが,メガソーラークラスでの全数モジュールIR検査を行なうには,検査コストや時間が かかることからほとんど実施されていなかった。

これに対し,新サービスは,2MWソーラーのIR検査ならば,開発した「IR解析ツール」により15分程度で検査が可能だという。検査結果報告書はクラウドで自動作成・保存され登録のメールアドレスに送信し,いつでも履歴の確認ができる。

今までのソーラーモジュールIR検査に比べ約1/3のコストで検査が可能で,自動航行設定による安全な飛行も実現した。

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