ニデックと大阪大学が共同研究開発を進めている,「網膜色素変性症」に関する医師主導治験が,日本医療研究開発機構(AMED)が公募した平成28年度「医療機器開発推進研究事業」に係る公募(1次公募)に採択された(ニュースリリース)。
この治験は,現時点ではまだ有効な治療法がない「網膜色素変性症」について,電気刺激で神経を機能させることで視覚機能を回復・補助する人工網膜の医師主導治験。
公募のテーマは「進行した網膜変性症に対するSTS型人工網膜装置の医師主導治験」。同社の役割は「体内装置の耐用年数の加速試験による検証。治験用人工視覚システムと周辺機器の製作」となっている。