米SEMIは2月9日(米国時間),SEMI Silicon Manufacturers Group(SMG)が2015年末に実施したシリコンウェハー業界の分析結果をもとに,2015年の世界シリコンウェハー出荷面積が前年比3%増となったことを発表した(ニュースリリース)。
また,2015年の世界シリコンウェハー販売額は,前年比6%の減少となった。これは導体用シリコンウェーハの出荷面積のみで,太陽電池用は含まれていない。
2015年の世界シリコンウェーハ出荷面積は,総計104億3,400万平方インチとなり,過去最高であった2014年の出荷面積100億9,800万平方インチを上回った。販売額は,2014年の76億ドルから72億ドルへと減少した。
これについて,半導体用シリコンウェハーの出荷面積の水準は,ほぼ年間を通して好調を維持し,過去最高の出荷量となった一方,好調な出荷量が価格下落の影響を打ち消すまでには至らず,シリコンの販売額は減少し,過去最高だった2007年を大幅に下回ったとしている。