TEDと光コム,三次元形状測定器を共同開発へ

東京エレクトロンデバイス(TED)は光コムと,精密加工部品などの形状測定を目的とした光コム方式三次元形状測定器の共同開発に合意したと発表した(ニュースリリース)。

光コムは光コム発生器とその応用製品の技術開発のパイオニアで,「光コム方式」と呼ばれる独自の技術を三次元形状測定に応用する技術を保有している。「光コム方式」とは,従来のレーザーやマルチモードの光源を使用する方式とは違い,少しずつ周波数(波長)の異なる光の波が一定の位相関係で同時に存在している「光のくし」を使用しており,「非常に精確な光のものさし」として知られる。

TEDは,産業機器を中心とする幅広い分野に,回路・基板設計からシステムレベルの設計,量産受託サービスにおよぶトータルサポートをinrevium(インレビアム)ブランドで提供しており,経験豊富な開発力と幅広い販売網を有している。

TEDと光コムではこの実績とノウハウを生かし,従来の測定器とは異なる画期的な測定原理「光コム方式」を搭載した三次元形状測定器を市場投入することで,自動車,航空部品などの精密加工部品,大型プレス加工などの金属部品などの開発支援に加え,製造現場における検査効率の向上に貢献するとしている。

現在,TEDと光コムは,「光コム方式」を搭載した新たな三次元形状測定器を開発中で,2016年春に販売を開始する予定。

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