紫光技研は,放電発光するチューブ型紫外線光源を2015年11月19日まで開催している光とレーザーの科学技術フェアで出展した。
出展している紫外線光源は幅2mmのチューブを平面に複数並べたもので,チューブ内に含有する紫外蛍光体に電圧を印加し励起させることで紫外光を出力する。
この技術はチューブ状プラズマディスプレーを展開していた篠田プラズマからライセンスを受けて開発しているもので,大面積の発光デバイスの作製を可能にする。
対応波長は200nmの深紫外域から可視光まで幅広く,用途やユーザのニーズに応じてカスタマイズするとしている。例えば,異なる波長を出力する発光デバイスを作製することもできるとしている。