コニカミノルタ,韓国に計測機器販売会社を設立

コニカミノルタは,韓国に独資によって計測機器販売会社「Konica Minolta Sensing Korea Co., Ltd.(SKR)」を設立した(ニュースリリース)。

同社は韓国市場において,ディスプレイ生産ラインにおけるホワイトバランス測定において業界標準機となっている「ディスプレイカラーアナライザー」や各種光源の明るさを測る輝度計,また家電製品のプラスチック外装,自動車の内外装,薬品・食品といった幅広い製品分野の色品質管理に利用されている測色計などの販売を,現地代理店を通じて展開してきた。今回,ディスプレイや家電の世界的メーカーを擁する同国において,よりユーザに密着した販売戦略の構築と実行が重要であると判断し,新会社設立に至った。


カラーアナライザ「CA-310」

分光放射輝度計「CS-2000A」

 

主な取り扱い製品は,生産ラインでの有機ELやLEDテレビ,スマートフォンの色の調整・検査・品質管理が可能なカラーアナライザ「CA-310」,4K8K高画質テレビやデジタルサイネージ,シネマ用プロジェクタなどの各種ディスプレイの輝度・色度測定が可能な分光放射輝度計「CS-2000A」,スマートフォン,タブレットPCなど各種ディスプレイやLEDバックライトの輝度ムラ・色度ムラを高解像度で2次元測定が可能な2次元色彩輝度計「CA-2500」,電化製品や情報機器の外装,周辺パーツ類の色管理が可能な分光側色計「CM-700d」,食品・化学・医薬品・化粧品向け分光側色計「CM-5」。