シャープは,業界で初めて,暗闇(0ルクス)の環境下でカラー撮影が可能な監視用赤外線カラー暗視カメラ「LZ0P420A」を開発,監視カメラシステムメーカなど法人向けに販売する(ニュースリリース)。
この製品には,産業技術総合研究所(産総研)と同社が共同開発した赤外線カラー暗視撮影用撮像素子(CCD)を搭載。近赤外光を照射することで,業界で初めて暗闇(0ルクス)でのカラー撮影を可能にした。
また,高精細(1280×720画素)で滑らかな画像(30fps)が撮影できるほか,CCDを1個使用する単板方式を採用しているため,搭載カメラの小型化を実現している。さらに,HD-SDIの標準規格出力に対応しており,既存のカメラシステムからの置き換えが容易に行なえる。
この製品は,昼夜を問わず,視認性の高い映像の撮影ができる。同社では防犯用監視カメラはもとより,病院や介護施設などにおける患者の見守り用途など,幅広く展開していくとしている。
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