カシオ計算機は,水銀ゼロで3100 lmの高輝度を実現するとともに,タブレットやスマートフォンとの多彩な連携も可能な超短焦点プロジェクタ「XJ-UT310WN」を7月より発売する(プレスリリース)。オープン価格。
同社は2010年4月,高圧水銀ランプを用いることなく,2500 lmの明るさを実現した「レーザ&LEDハイブリッド光源」搭載のプロジェクタを発売した。以来,プロジェクタ全製品に高圧水銀ランプ不使用を拡大し,水銀ゼロをいち早く達成している。
新製品は,27cmの至近距離から80型の大画面投映が可能な超短焦点プロジェクタ。「レーザ&LEDハイブリッド光源」の搭載により,水銀ゼロで3100 lmの明るさを実現。230Wの低消費電力と色再現性の向上も実現するとともに,光源寿命約2万時間と埃による輝度劣化の抑制により,TCO(Total Cost of Ownership)の削減と環境負荷の軽減に寄与する。また,ネットワーク経由でコンテンツを転送できる約2GBのメモリも内蔵しており,PCレスでの投映が簡単に行なえる。