NEDOなど、蒸留工程の50%以上の省エネ化が可能な無機分離膜を開発

NEDOと早稲田大学、JX日鉱日石エネルギー株式会社、日立造船株式会社、三菱化学株式会社、千代田化工建設株式会社、株式会社ノリタケカンパニーリミテド等のグループは、NEDOプロジェクトの成果として、石油化学工場の蒸留工程における大幅な省エネルギー化を実現するため、工業利用可能な無機分離膜の開発に成功した。

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この無機分離膜と従来の脱水方法である蒸留工程を組み合わせれば、50%以上の省エネルギー化が期待できる。

本プロジェクトでは、JX日鉱日石エネルギー株式会社川崎製造所に試験装置(処理量60kg/h)を設置、2月から、世界初となる石油化学工場における無機分離膜の性能評価試験(実環境下試験)を行い、連続運転200時間超を達成した。

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