東京大学生産技術研究所は、2020年に広く普及するスマートハウスを目指し、東京大学駒場Ⅱキャンパス内の実験住宅『COMMAハウス(コマハウス:COMfort MAnagement ハウス)』において、エネルギーマネジメントの実証実験を行なっている。
2年弱の成果は以下の通り。
・計測した情報や電力需給情報、気象情報などを取り込んだエネルギーマネジメント装置と住宅設備、機器の連携プラットフォーム(ECHONET Liteなど)の動作確認
・住環境情報と連携した窓・エアコンの制御機能、電力需給調整と協調した蓄電池の制御機能の追加と、見える化機能の強化
・建物特性を活かしたエネルギーマネジメントのためのウィンドキャッチャー効果、プレクーリング、開閉式膜天井などの住宅及び設備特性の把握
・水回り設備、給湯設備、蓄電設備などの個別機器の動作検証と情報・制御連携
これらの成果から、省エネルギーを実現し、全体のエネルギーシステムと協調しつつ、創るエネルギーと使うエネルギーの需給バランスを確保する快適でサステナブルな2020年のスマートハウスへ、数歩近づけたとしている。
詳しくはこちら。