岡山大、亜鉛の行き先を決める遺伝子を発見

亜鉛は動植物の健全な成長に必要不可欠な金属だが、 岡山大学資源植物科学研究所教授の馬 建鋒氏らは亜鉛を活発な成長組織や生殖器官へ優先的に輸送するために必要なイネの遺伝子 OsHMA2 を世界で初めて同定した。

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現在、土壌の亜鉛欠乏や人間の亜鉛栄養不足は作物の生産性や人間の健康にとって世界的に深刻な問題となっている。今後この遺伝子を利用すれば、植物体内の亜鉛の効率的利用、亜鉛リッチな作物の作出に寄与できる。またコメのカドミウムの低減にも繋がる。

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