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3D白色干渉顕微鏡による三次元表面性状測定とその応用

近年の微細加工における精度の向上は目覚ましく,加工部品の表面に仕上げ加工を施し,機能性を付すことで付加価値を高めるプロセスが広く実用化されている。例えば表面加工によって摩擦を低減,または付加することで部品同士の動力伝達を […]

若手研究者が実用化に向け,精力的に研究を行なっているテーマを発表するコーナーです。企業とのコラボレーションを希望するものですので筆者とのコンタクトも可能です。また,掲載を希望される方も募集しています。

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高複屈折性材料を指向した含硫黄液晶分子の開発

高複屈折性材料を指向した含硫黄液晶分子の開発

1. はじめに 液晶ディスプレイ(以下,LCD)の普及に伴い,液晶という言葉が身近なものとなった。液晶は,三次元的な配向秩序により異方性を有する結晶と,配向秩序がなく流動的な等方性液体の間に発現する中間相である。異方性と […]
多層膜型フォトニック結晶による分光偏光同時イメージング

多層膜型フォトニック結晶による分光偏光同時イメージング

1. はじめに ある物体から反射・散乱・透過する光には,その物体固有の分光および偏光成分が含まれるため,それを可視化し解析することで,人の目では判断できない様々な情報を得られる可能性がある。リモートセンシングにおいては, […]
食べられる再帰性反射材とその応用

食べられる再帰性反射材とその応用

1. はじめに 近年,映像を投影するプロジェクターは高性能化が進み,単に2次元の映像を投影する以上の様々な機能が探索されてきた。そのようなプロジェクターの新たな応用として,特にここ10年ほど注目を集めているものの一つにプ […]

半導体光増幅器を用いた光アナログ-デジタル変換

1. はじめに アナログ-デジタル(A/D:Analog-to-Digital)変換は,その名の通り,アナログ信号をデジタル信号に変換する技術である。一般に自然界に存在するデータはそのほとんどがアナログ情報であり,これを […]

超解像多光子顕微鏡

1. はじめに 超解像顕微鏡1〜3)や多光子顕微鏡4, 5)を含む様々な蛍光顕微鏡が開発され,生命現象解明のための重要な技術になっている。しかし,空間分解能,観察可能な深さ,時間分解能,視野の広さがトレードオフの関係にあ […]
分子の自己組織化を用いた機能性色素の創製と発光性センサー材料の開発

分子の自己組織化を用いた機能性色素の創製と発光性センサー材料の開発

1. はじめに 近年,エネルギー変換材料への応用を志向した機能性色素の開発が益々注目を集めており,有機エレクトロルミネッセンス発光体,色素増感太陽電池,色素レーザー,農園芸用波長変換材料,セキュリティインク,バイオイメー […]
光コムを用いた精密計測と顕微イメージングへの応用

光コムを用いた精密計測と顕微イメージングへの応用

1. はじめに 光を用いた計測法は,形状計測などの産業応用,細胞や組織イメージングなどの医学・生物学応用,重力波検出などの基礎科学応用など幅広く用いられている。それらの応用に応じて様々な感度や精度での計測法の開発が試みら […]
白色パルス光源の強度雑音キャンセル法の開発と誘導ラマン分光イメージングへの応用

白色パルス光源の強度雑音キャンセル法の開発と誘導ラマン分光イメージングへの応用

1. はじめに 試料に刺激(ポンプ)を与えて,その刺激を光(プローブ)の透過率変化で検出する方法,ポンプ・プローブ法において,光源の強度揺らぎ(強度雑音)を除去して信号雑音比(S/N)を向上させる方法を述べる。特に,白色 […]
自己光混合法を用いたナノ物性測定装置

自己光混合法を用いたナノ物性測定装置

1. はじめに 近年,ナノテクノロジーを用いて創製される新材料や高機能材料は工業製品だけでなく,情報通信,医療機器等に適用されつつあり,ナノテクノロジーの需要が一層高まっている。ナノテクノロジーの研究開発には,その基盤と […]
製造現場での高分解能観察のための構造化照明顕微鏡

製造現場での高分解能観察のための構造化照明顕微鏡

1. はじめに 構造化照明顕微法1)は今世紀に入って国内外で活発に研究開発が行われ,蛍光顕微鏡分野において実用化に至っている2)。この顕微法は,縞模様の空間強度分布を有する構造化照明と観察試料との間のモアレ効果を利用して […]