東大ら,過剰に生成されたシナプスが選別される「シナプス刈り込み」のしくみを解明 東京大学らの研究グループは,小脳において,シナプス結合の絶対的な強さが半分程度に弱くなったが,強いシナプス結合と弱いシナプス結合の相対的な強さの差は正常と変わらない遺伝子改変マウスを作製し,「シナプス刈り込み」と呼ばれる […] 2014年08月11日 ニュース ,医療・バイオ
NCNP,記憶シナプスの減少が統合失調症の発症に関与することを発見 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)の研究グループは,統合失調症のさまざまな症状が,記憶や感情を担う脳内ネットワークを構成するシナプスの急激な減少によって生じる仕組みを,霊長類のコモンマーモセットを用いた研究で明ら […] 2014年08月08日 ニュース ,医療・バイオ
国循ら,より早い血栓溶解療法が脳梗塞の治療効果を高めることを証明 国立循環器病研究センター(国循)ら,脳梗塞血栓溶解療法の国際共同研究グループは,超急性期脳梗塞患者に対して施行された1990年代以降の静注血栓溶解療法無作為化臨床試験の成績を統合して解析した(ニュースリリース)。その結果 […] 2014年08月08日 ニュース ,医療・バイオ
山口大,培養自己骨髄細胞による低侵襲肝臓再生療法の臨床研究を開始 山口大学が申請していたヒト体性幹細胞を用いる臨床研究の実施計画を,厚生労働省は7月18日に了承した(ニュースリリース)。 この研究は,進行した非代償性肝硬変の患者から局所麻酔下に骨髄液を約30ml採取し,それを培養装置内 […] 2014年08月08日 ニュース ,医療・バイオ
京大,fMRIを用いて「嘘つき」と「正直者」の脳の活動の違いを解明 京都大学は,脳のはたらきの個人差に着目して,人間の正直さ・不正直さを規定する脳のメカニズムを調べた(ニュースリリース)。「嘘つき」や「正直者」といった言葉が示すように,人間が嘘をつくかどうかには大きな個人差がある。しかし […] 2014年08月08日 ニュース ,医療・バイオ
京大ら,網膜色素変性の進行を抑制する新規神経保護剤を発見 京都大学とDaito Chemixは共同研究により,VCPという蛋白質のATPase活性に対する阻害剤(KUS化合物)が神経保護効果を持ち,網膜色素変性の進行を抑制する効果を持つことを,網膜色素変性モデルマウス(rd10 […] 2014年08月07日 ニュース ,医療・バイオ
岡山大,心筋細胞の力学的特性を測定する技術を開発 岡山大学の研究グループは,マウスの心臓から取り出した一個の心筋細胞の両端を微細なカーボンファイバでピンセットのように挟んで保持・伸展することにより,生体内の心臓の拡張に相当する負荷をかける技術を開発した(ニュースリリース […] 2014年08月07日 ニュース ,医療・バイオ
北大ら,無酸素条件下でのメタン酸化が可能な細菌が亜熱帯ダム湖で優占していることを発見 北海道大学,京都大学,台湾中央研究院は,台湾のダム湖の調査で,亜硝酸イオンをもとに自ら酸素分子を作り出す能力を持つ脱窒メタン酸化細菌が,最も優占しているメタン酸化細菌であることを確認した(ニュースリリース)。 メタンは強 […] 2014年08月07日 ニュース ,医療・バイオ
農工大ら,水と放射線が相乗的にDNAに損傷を与えるプロセスの観測技術を開発 東京農工大学(農工大)と日本原子力研究開発機構(原研)の共同チームは,大型放射光施設(SPring-8)のX線を用いた研究において,生体内のDNAに対して水と放射線が相乗的に働いてDNA損傷の度合いを左右するような,新し […] 2014年08月07日 ニュース ,光関連技術 ,医療・バイオ ,科学・技術
基生研ら,メダカにオスとメスの違いを生み出す新たな仕組みを発見 基礎生物学研究所と総合研究大学院大学の研究グループは,精子や卵の元となるメダカの生殖細胞には,身体全体の性が決まる前の早い時期から,細胞の増殖能がオスとメスで異なることを示し,それに関与する遺伝子を見つけた(ニュースリリ […] 2014年08月06日 ニュース ,医療・バイオ