プレスリリース
IS06-PR331J
2013 年 12 月 3 日
IHS グローバル株式会社(以下: IHS グローバル株式会社)は、12月3日「2013 年世界半導体マーケットシェア・ランキング (暫定速報値)」を発表した。
2013 年マイクロンが好調なメモリの波に乗って 4 位に大躍進
2012 年対前年比世界半導体市場は、-2.5%減少であったが、2013 年は、メモリビジネスの好調により対前年比 5%近い増加とみている。IHS の Semiconductor Value Chain Service の 1 つ 2013 年世界半導体マーケットシェア・ランキング (暫定速報値)によると、2013 年の半導体市場は、2012 年の 3,029 億ドルより 4.9%成長見込みで、3,179 億ドルとみている。これは DRAM や NAND flash memory 市場によるメモリビジネスの好調が上げられ、対前年比 DRAMは 35%、NAND flash memory は 27.7%成長すると見込んでいる。
DRAM と NAND flash memory 市場の拡大には、米国に本社を置くマイクロン・テクノロジ社が対前年比109.2%増加を見込み、これが大きな要因とみている。これにより、2012 年の 10 位から、2013 年は 4 位に大躍進する見込みである。
「低迷が続いていた 2012 年半導体市場だが、メモリビジネスが 2013 年の半導体市場を救う。」と IHS シニアディレクターの Dale Ford はコメントする。「スマートホンやタブレットにより DRAM や NAND flash memory の需要拡大や安定価格により、メモリビジネスは拡大した。スマートホンとタブレット、これら 2 つのプロダクトが無ければ、恐らく対前年比 0%成長だっただろう。」と Ford は言う。