宇宙探査の意義

著者: 井筒 雅之

 月や火星に人を送り込んで,基地を建設し,資源探査や開発を進める計画をしばしば目にします。中国をはじめ欧州各国や我が国も含め多くの国で,様々な月や火星の有人探査計画が立案され推進されようとしています。

直近では,米国で月探査のためのアルテミス計画が進められ,アポロ計画以来50数年ぶりの有人での月面着陸を目指しています。まず,月を周回する無人ロケットを打ち上げることになっていますが,残念ながら,ロケットに不具合が見つかって,現在は打ち上げ延期の状態です。

本稿が皆様の目に留まる頃には,成功しているかもしれません。NASAでは,月に向かう探査機の中継設備として,月軌道を周回するゲートウェイ宇宙ステーション建設計画も始まっていて,カナダと日本の宇宙機関も参画しているとのことです。また,月や火星探査に関連して,欧米や日本の民間企業の活動も盛んです。

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