日本の近代産業の技術的基盤は明治の産業革命期に蓄えられたとも言えるでしょうが,更にそれ以前の江戸時代の才能豊かな人達によって築き上げられてもいたのです。そのような素地を築いたひとりが薩摩藩主の島津斉彬(1809-1858)でした。当時の西洋技術を積極的に導入して“集成館事業”を推進し,国レベルの政策に繋げているのです。
斉彬は1809(文化6)年に薩摩藩の10代藩主島津斉興(1791-1859)の長男として生まれます。
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