毎年1月に米国の特許関連情報サービスを提供してい るIFI Claims Patent Servicesが米国特許商標庁の公開情報を基に,企業の特許取得ランキングを公開しています。 今年も1月14日に前年の結果がホームページ上に発表されました。
今回の発表によると2019年の米国における特許の取得総件数は333,530件で,前年比15%の伸びとなります。 今回の発表内容を含む10年間における上位15社の特許取得件数推移をまとめました(表1)。 27年連続でトップのIBMに続いてサムスン電子が14年連続,キヤノンが9年連続で2位,3位を維持しています。数年前までは毎年5~8社の日本企業が含まれていましたが2015年以降は減少が続く一方で,昨年は2社となってしまいました。近年は“GAFA”などと呼ばれる企業が躍進を続けていますが,その“GAA社”は上位の常連になっています。又,もう一つのFacebookは2018年の58位から昨年は36位まで急上昇中です。
今回公表された中から上位50社を国別に見ると,米国21社(42%),日本15社(30%),韓国8社(16%),中国2社(4%)などとなります。Top-50の範囲で,表1 以外の日本企業を表2に示しますが,ここでも多くの企業が前年に対し低調なのが気になります。
続きを読む
この続きをお読みになりたい方は
以下のバナー下フォームからログイン・または登録をお願いします。
この続きをお読みになりたい方は
読者の方はログインしてください。読者でない方はこちらのフォームから登録を行ってください。