灯台を見ていると,何故か郷愁のようなものを感じます。歌になり絵になり,たとえ話や諺などにも出てきます。近代の灯台技術は英国が群を抜いていたそうですが,島国であり産業革命を興した国らしくもあります。今回はそんな灯台を追ってみましょう。
灯台は,紀元前7世紀頃にエジプトのナイル川河口に建つ寺院から火を焚いて船に知らせたことを起源とするようですが,これでは未だ“灯台”の体をなしていません。形として存在したものではB. C. 3世紀頃のエジプトで世界の7不思議の一つに数えられる「アレクサンドリアの大灯台」が最古とされています。
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