収差(Ⅴ)

8.  アポクロマートレンズの設計

3波長で色収差を補正したレンズをアポクロマートレンズと呼ぶ。波長と焦点距離の関係は,図4.18に示したように,三次曲線になる。

8.1 部分分散比

アポクロマートレンズを考える際には,アクロマートレンズを基準にする。アクロマートレンズは2波長で色収差が補正されているので,アクロマートレンズにおいて,補正した波長とは別の波長において色収差を除去できれば,アポクロマートレンズとなる。

この続きをお読みになりたい方は
読者の方はログインしてください。読者でない方はこちらのフォームから登録を行ってください。

ログインフォーム
 ログイン状態を保持する  

    新規読者登録フォーム

    同じカテゴリの連載記事

    • 収差Ⅹ (株)オプト・イーカレッジ 河合 滋 2023年02月13日
    • 収差Ⅸ (株)オプト・イーカレッジ 河合 滋 2023年02月13日
    • 収差Ⅷ (株)オプト・イーカレッジ 河合 滋 2022年08月08日
    • 収差Ⅶ (株)オプト・イーカレッジ 河合 滋 2022年08月08日
    • 収差(Ⅵ) (株)オプト・イーカレッジ 河合 滋 2021年03月17日
    • 収差(Ⅳ) (株)オプト・イーカレッジ 河合 滋 2021年02月19日
    • 収差(Ⅲ) (株)オプト・イーカレッジ 河合 滋 2021年02月15日
    • 収差(Ⅱ) (株)オプト・イーカレッジ 河合 滋 2021年02月15日