1. はじめに
幾何光学において,結像を悪くする要因を収差と呼ぶ。これは,光の分散による色収差と,レンズの形状による単色収差に分けることができる。
結像を悪くする要因として,回折による影響もあるが,これらをトータルで考える結像の評価については,後の章で解説することになる。
収差を実験的に確かめることは難しいので,この章でも,主にシミュレーションを使うことにする。
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