私の家の周りが何故か建築ラッシュのようで毎日あちこちで大工さん達が元気に仕事をしています。少々電動工具の音がうるさい面もありますが,最近はずいぶん機械化されて便利になっています。匠の世界でもありますが,そんな事から今回は大工道具の話です。
日本では凡そ3世紀頃から建築の技術を持った人達が集団になっていたようで,飛鳥時代の聖徳太子(574−622)がそれを組織化したそうです。“土”に関わる人達を「左官」,“木”に関わる人達は「右官」と称したと,或る書物にありました。
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