序
3月9日(日)から13日(木)にかけて,米国カリフォルニア州サンフランシスコ市街のコンベンションセンター(Moscone Center),北ホールと南ホール(面積約32万平方フィート/約3万㎡・東京ドームの約2/3の広さ)でOFC 2014が開催された。今回は,本誌原稿期限の都合上,EXPO前夜として事前の情報等を基に国際会議内容の分析や,技術セッション初日の様子などについてご報告したい。
同国際会議および展示会は1975年OFT(Optical Fiber Transmission)として始まり,1980年にはOFC(Optical Fiber Communication)となって,今日まで続いている光通信を軸とした全米屈指のイベントである。2000~2002年の最盛期には3万人を超える参加者を集め巨大化したが,以降若干の縮小傾向により,2005年からは国際会議NFOEC(National Fiber Optic Engineers Conference)と併催を続けてきた。そして,今年は統一され開催名称が再び「OFC」となった。主催団体は,OSA(Optical Society of America),IEEE Communication SocietyおよびIEEE Photonics Societyの3団体である。
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