米国二大通信サービスAT&T社が,携帯電話事業において新たな展開を見せている。長期契約不要の新契約プランの提供を,12月初旬から開始した。顧客側にとっては,基本的に月額が低減され,概ね月に15ドルは安くなるという。
元々,長期契約プランの場合には,携帯端末コストを通信サービス業者が補助して顧客が安価に購入できる代わりに,長期契約という縛りによる顧客の囲い込みが行われている。ところが実際にはサービス事業者が契約プランの料金に同コストの補填分を上乗せしている。従って,長期契約期間後も継続して,延々と高いサービス料金を支払わなければならないことに,顧客側が不満をいだいていた。
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