光ロボットは「いる」,「ある」

(日本語の特徴)

「ある」と「いる」をしっかり区別するのは,日本語の特徴の一つだそうです。素人なので,日本語学的に厳密にいうとどうかは分かりません。で,素人なりに考えてみると,モノには「ある」を使い,イキモノには「いる」を使うようです。

普通の言葉遣いでは,猫の置物は「ある」,飼っている本物の猫は「いる」です。これを逆にすると,それはそれで一種文章上の効果が生まれるような気がしますが,一般的な言葉使いではありません。

(動物と植物)

植物と動物はどちらもイキモノですが,桜の木は「ある」でグッピーは「いる」という区別がされているように思います。桜の木も,「桜の木が生えている」というように,「生えて」が加わると表現が変わりますが,そうでなければ「ある」が使われるようです。

ヒトデもアサリも「いる」だと思いますが,松茸やシイタケは「ある」です。モノとイキモノの区別だけでなく,動物と植物や菌類の区別もあるようです。つまり,目に見えて動くイキモノは「いる」で,そうでない場合はイキモノでも「ある」です。

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