フジクラは,NEDO経済安全保障重要技術育成プログラムの成果を活用し,高出力シングルモード・ファイバレーザーの開発を進め,実運用にあたり加工検討用の5kW超のファイバレーザーを提供すると発表した(ニュースリリース)。
従来3kWまでが主流のシングルモード・ファイバレーザーの高出力化,更には従来モデルとの比較で出射端までのデリバリケーブル長尺化を実現したことにより,より一層の使用性の向上及び加工の効率化,費用削減が可能になるという。
同社では今回のファイバレーザーによりCFRPなどの難切削部材への適用が可能と見ており,このファイバレーザーを,核融合をはじめ,レーザーの幅広い運用を研究するEX-Fusionへ提供する予定だとしている。