光技術総合展示会「光とレーザーの科学技術フェア2023」(11月7日~9日 パシフィコ横浜)において,フローベル(赤外線フェア R-16)は,画像鮮明化機能付きSWIRカメラとオートフォーカスユニットの展示およびデモを行なっている。
同社のSWIRカメラは400nm~1700nmに感度を持つ134万画素InGaAsカメラ。画像鮮明化機能を搭載しており,カメラ側でコントラストの改善やノイズ除去などを行なえるため,後段での画像処理が不要となる。またペルチェ素子での冷却により,微弱光の検出や淡い傷の識別も可能だという。
後付けのオートフォーカスユニットは同社のカメラ以外にも様々な機種に対応する。Camera Link出力と画像コントラスト方式により高精度でのフォーカスを高速で繰り返すことができるため,半導体の検査などに多く引き合いがあるという。
オプションのモーター内蔵式カプラーは様々な顕微鏡に取り付け可能。同じくオプションのコントロールBOXによりスムーズな操作が可能となり,様々な検査用途はもちろん,装置組み込み用としても適しているとしている。