ams OSRAMは,マレーシア投資開発庁(MIDA)とマレーシアにおける先進LED製造の相互支援を継続すると発表した(ニュースリリース)。
2022年,同社は,LEDとマイクロLEDの最先端発光技術に関する製造および研究開発施設と活動に対して,約10億ユーロのグローバルな投資を行なうことを発表した。
これにより同社は,マレーシアのクリムで初の最先端・全自動8インチマイクロLED製造施設の建設に着手した。この施設は2022年に着工し,建設や据付は計画通りに進んでいるという。
最近8月に,マレーシア投資貿易産業省(MITI)とマレーシア投資開発庁(MIDA)の高官が,ams OSRAM本社を訪れ,マレーシアのクリムでの量産に向けた初の全自動8インチマイクロLED製造施設の技術開発アプローチと建設の進捗状況を把握するために,同社CEOに対面した。
MIDAとams OSRAM間の協力協定は,マレーシアへの投資と,この地域の科学および技術分野におけるマレーシア人の雇用機会拡大を盤石化するもの。また,ams OSRAMの技術分野におけるイノベーションプログラムの実施を促進し,支援するとしている。
MIDAの支援を受け,ams OSRAMは,地域の公的研究機関,大学,カレッジ,ベンダー開発プログラムと緊密に連携し,インダストリー4.0に向けて技術を発展させ,ユースケースを導入していくという。