santec,偏波保持光スイッチを発表

santecグループは,低挿入損失な偏波保持光スイッチ「OSX-100」を開発したと発表した(ニュースリリース)。

1250から1670nmの広い波長範囲をカバーするこの製品は,PANDA型偏波保持ファイバーで構成されている。±0.005dBの優れた再現性,23dB以上の消光比(PER),1.0dB以下の挿入損失を有しており,光コンポーネントの生産や研究開発など様々な用途で利用できるとしている。

また,最大24の切り替えチャネルのSCまたはFCコネクタで構成されるが,要望に応じてより多くのチャネル数,カスタマイズされたファイバータイプおよび波長範囲も可能だという。

この製品は,USBまたはイーサネット経由のSCPIコマンドを使用して,あらゆる評価システムに容易に組み込むことが可能で,オプションのフロントパネルタッチスクリーンを選択すると,手動での操作も可能になるとしている。

その他関連ニュース

  • 東北大ら,AIによるPONの仮想化資源制御技術を開発 2023年12月07日
  • NEDOら,既設光ファイバーで波長多重伝送に成功 2023年12月04日
  • NTT,IOWNの最新研究開発を紹介
    NTT,IOWNの最新研究開発を紹介 2023年12月01日
  • NICT,既存の光ファイバで世界初301Tb/s伝送 2023年11月30日
  • 古河電工ら,空孔ファイバで超低遅延ネットワーク構築 2023年11月16日
  • SB,全光伝送網のコア領域での全国展開完了 2023年11月10日
  • 富士通ら,電力使用量を削減した通信網の運用を開始 2023年10月31日
  • NTTら,1波長あたり1.2Tb/sで336km伝送に成功 2023年10月30日