光産業創成大学院大学は3月28日の理事会において,伊藤博康副学長を次期学長として選任したと発表した(ニュースリリース)。
学長候補者選考委員会では,同学の今後取り組むべき課題と目標,同学の特徴を活かした目指すもの及び地域社会との連携について候補者を選考した結果,伊藤副学長を学長候補者とし,3月28日に理事会へ答申した。同理事会は満場一致で同人を次期学長に選任した。
伊藤氏は,主に生命科学分野に関する研究を行なう浜松ホトニクス中央研究所筑波研究センター長などを歴任し,選考前は,同学が令和2年4月に新設したバイオフォトニクスデザイン分野担当副学長を務めていた。
この分野は,光技術を応用した治療機器をはじめとする日本発の医療機器,バイオ機器事業をグローバルに展開する人材の育成を目的としたもので,デザイン思考と光技術の応用による新産業の創成が大いに期待されているという。
なお,平成30年4月1日から5年にわたり同学の充実発展に尽力してきた瀧口義浩現前長は,令和5年3月31日をもって辞職している。