ニコンは,子会社である栃木ニコンと,栃木ニコンの大田原本社敷地内に所在する傘下の子会社,ティーエヌアイ工業を合併することを決定した(ニュースリリース)。
業務内容は,栃木ニコンが光学ユニット,交換レンズ,対物レンズ,光学部品等の製造,ティーエヌアイ工業が,交換レンズの部品加工および組立調整,光学機械治工具の製造となっている。
栃木ニコンを存続会社とし,2023年1月1日にティーエヌアイ工業を吸収合併する。この合併により,経営や業務の効率化を図るとともに,人材のローテーションを活性化させることで社員のスキルアップを促し,光学ユニットや光学部品の生産性の向上,柔軟な生産体制を構築するとしている。