三井化学は,2014年より開始し,2021年8月よりオンラインサービスを展開している太陽光発電診断事業について,新たに,主に複数の太陽光発電拠点での事業を行なっている,あるいは計画している多数分散型太陽光発電事業者向けに,「技術デューデリジェンスサービス」を2022年8月から開始する(ニュースリリース)。
今回開始する技術デューデリジェンスサービスの特徴は以下の3つ。
① グルーピング診断:多数分散型太陽光発電事業者が期待発電量を算出するためにこの診断サービスを利用する際,発電所毎に情報を入力する必要があるため,時間がかかるという課題があった。それを解決するために<都道府県や市区町村/気象観測所単位等,各発電所のグルーピングを行なうことで情報の入力項目の削減を実現し,簡便に適地診断と期待発電量の算出が可能。
② オンライン診断の拡充:稼働中の発電所向け期待発電量予測に加え,新たに設計段階の発電所及び電力会社による出力抑制が発生している稼働発電所についても期待発電量がオンラインで算出できるようになった。
③ 簡易現物調査:AI等による画像照合技術を用いることにより,事業者が撮影した写真や動画を提出するだけで,現地調査を行なうことなく,発電所が設計通り設置されているか等の調査をより早く行なうことが可能となった。