エドモンド・オプティクス・ジャパンは,シリンダーレンズをはじめとした,円形,長方形,正方形の光学部品のマウントに理想的な「Eシリーズ 調節型キネマティックマウント」を拡充し,光学マウントのラインナップを拡大したと発表した(ニュースリリース)。
この製品は,実験用途とOEMシステムの両方において,非標準サイズの光学部品を組み込む際に不可欠な製品。ミラー,ビームスプリッター,フィルター,シリンダーレンズなどの反射型光学素子,透過型光学素子に対応する広い開口部を持ち,M6x0.25(101.6TPI)の送りねじを手動もしくは2mmサイズの六角レンチで操作することによって,チップ方向とチルト方向の微調整やアライメント(±3.5°)を行なうことができるという。
送りねじのつまみは取り外し可能で,スペースに制約のあるアプリケーションでも使用可能。また,この製品は,M4もしくはNo.8-32UNCのキャップスクリューを用いて他部品に固定できるザグリ穴の貫通穴部分にM6x1のタップ加工が施されており,マウントの多様性を高めると共に,「TECHSPEC ステンレス製マウントポスト」や「ペデスタルポスト」への直接固定が可能だとしている。