レーザーラインは,市場品としては最大出力となる3kWの青色半導体レーザーを開発し,本格的な販売を開始する。
同社は,加工用高出力半導体レーザーの販売を強めており,焼き入れやクラッディング,溶接などの加工において発振器の採用が増えているが,キロワットクラスの高出力青色半導体レーザーの開発にも注力している。銅材料のレーザー加工要求が高まっている中,そのプロセス開発とともに,青色半導体レーザーの高出力化も不可欠となっている。
今回,同社ではさらに高出力化技術を進展させ,3kWモデルを上市した。主な仕様としてはファイバーコア径が600μm,外径寸法(D×W×H)は650×1022×1080㎜となっている。3kWモデルは東京ビッグサイトで開催された国際ウェルディングショー2022(7月13日~16日 東京ビックサイト)で出展された。