エドモンド・オプティクス・ジャパンは,独Allied Vision製「Alvium USB 3.1カメラ」を販売している(ニュースリリース)。
同社は,現在多くの産業界を悩ませているカメラの供給問題にAllied Visionと共同で取り組み,その強力なパートナーシップにより,高性能マシンビジョンカメラの短納期供給が可能になったという。
「Alvium USB 3.1カメラ」は,コンパクトかつ軽量,GenICamとUSB3 Visionに準拠したカメラで,Windows,Linux,Linux ARMシステムにシームレスに統合することが可能。第4世代のPregius Sをはじめとした最新のSonyおよびOnSemiセンサーを搭載している。
このカメラが安定供給可能な理由は,特定用途向け集積回路(ASIC:Application-Specific Integrated Circuits)の採用にあるとする。ASICを採用したことにより,現在深刻なサプライチェーン問題に直面しているFPGA(Field Programmable Gate Array)搭載のカメラと比較して,短納期かつ大量に供給することが可能になったという。
同社では,在庫販売以外のモデルも3~5週間程度で納品可能となっており,他の多くのサプライヤーの納期と比較して大幅な短納期を実現したとしている。