国際光工学会(SPIE)が主催する,光科学および光技術に関する国際会議と展示会「Photonics West2022」は,1月22日~27日の会期にて,米サンフランシスコ MosconeCenterにて現地開催が始まった。
コロナ禍において,昨年の「Photonics West2021」はオンライン開催となったが,今回は参加者にワクチン接種証明とマスク着用を義務付けるとともに,サンフランシスコのCOVID-19に対する厳格な健康ガイドに準拠することで,2年ぶりの現地開催へと漕ぎつけた。
オプトロニクス社では例年取材班を現地に送っていたが,今回は国内外の情勢を鑑みて展示会スタッフを1名のみ派遣した。現地からの報告によると,展示会場は想像以上に活況を呈しているといい,ここではその様子を写真で紹介する。
日本国内を含め,現地への渡航に対して慎重な態度をとる企業や研究者も多い一方,出展を決めた企業の中には直接社員が出向く,現地のスタッフを派遣するなど,様々な対応が見られた。特に国際展示会においては今後,国ごとにプロトコルが異なってくることが予想される。「Photonics West2022」は,今後の国際会議・展示会の行方を示す試金石となるかもしれない。
会場入口の巨大LEDディスプレー
多くの来場者が開場時刻とともに入場した