ソニーは,昨年の「CES 2020」にて発表した自動運転車「VISION-S」の試作車両を2020年12月に完成させ, 欧州において公道走行テストを開始したと発表した(ニュースリリース)。
昨年発表された同試作車は,同社の車載向けCMOSイメージセンサー,ToFセンサー,LiDARなど数種類のセンサーを合計33個配置しており,車内外の人や物体を検知・認識し,高度な運転支援を実現するというもの。
同社では今後も車両開発を継続すると共に,他の地域においても順次走行テストを実施する計画だとしている。