カツラ・オプト・システムズは世界最小クラスのレーザーオートコリメータ「超小型チルトモニタ」の販売を2020年12月25日から開始する(会社HP)。
同社は1995年の会社設立以来,レーザーオートコリメータを製造・販売し,豊富な製品ラインナップにより,様々なニーズに応じた非接触光学測定センサーを供給してきた。
そうした中で,小型で安価なレーザーオートコリメータも提供していたが,搭載部品の生産終了により販売を終了していた。しかし,近年の装置組み込みニーズの高まりを受け,従来機よりもさらにサイズをコンパクトにしたこの製品を開発したという。
新たに開発した製品は,光学ヘッドが42×38×18mm,装置への組み込みやハンドラ搭載ニーズにも対応するために極限まで小型化。狭小箇所などあらゆる方向での設置が可能になるとする。
また,画像処理ユニットは60fpsの処理スピードで角度を測定,上位機器へのデータ出力が可能。データ用インターフェイスとしてUSB,RS-232C,I2Cを,またDIOも装備し本計測センサー制御やOK/NG出力などもできるとし,PCはもちろんPLCとの接続も考慮したとしている。