Micro-Epsilon Japanは,新製品のレーザー変位センサー「optoNCDT1900」の販売を開始する(製品ページ)。
ハイエンド向けの高精度変位計ながら,コントローラーを内蔵しており,コンパクトな筐体により組込に適した設計となっている。同社から提供される汎用ソフトウエア「sensorTOOL」,もしくはダイレクトにウェブブラウザから各種パラメータの設定・変更ができ,リアルタイムで測定値を確認できるので導入後も管理が容易だという。
ユーザーインターフェースはデジタル(18bit)・アナログ(16bit)で,共に多くの環境に対応が可能。また,特殊取り付けスリーブにより,センサー本体の取り付け位置精度が保証可能(特許出願済)なため,ユーザー装置内に取り付ける際の位置調整を最小化でき,短い納期で高い精度の計測が求められるアドバンストオートメーション,自動車産業,半導体産業に適しているとする。
出力データも低ノイズで定評の生データと共に様々な形状に対応する2段階のフィルタリングによる最高クラスの高安定な計測も可能となっている。従来シリーズ同様に表面状況によって露光時間を自動にリアルタイムでコントロールする機能が搭載されているので,様々な表面状況の計測を求められる計測も,ユーザーが設定の手を煩わさずに計測をサポートするとしている。