シャープ,ディスプレー/カメラ事業を分社化

シャープは,5月29日の取締役会において,ディスプレイデバイス事業およびカメラモジュール事業を分社化することを決定したと発表した(ニュースリリース 12

同社は,ブランド事業を支えてきたディスプレイデバイス事業とカメラモジュール事業を分社化することで,経営責任の明確化を図るとともに,他社からの出資による外部資金の獲得を容易にしたい考え。

この決定により,変化の激しい事業環境に迅速に対応できるスピーディな意思決定と継続的な設備・開発投資を実行することで,競争力の維持とさらなる事業拡大をめざすとしている。

なお,この分社化は完全子会社への吸収分割の方法によるものとし,簡易分割に該当する見込み。承継する資産等の内容,分割の時期,承継会社の名称等は今後改めて発表するとしている。

同社直近(2020年3月期)のディスプレイデバイス事業の売上高は651,444 百万円,カメラモジュール事業は333,414 百万円となっている。

その他関連ニュース

  • 日東電工,韓国のディスプレー資材製造会社を清算 2022年12月27日
  • ウシオ,ビジュアルイメージング事業子会社を清算 2022年06月28日
  • ソニー,モビリティ開発新会社を設立 2022年04月05日
  • 凸版,フォトマスク事業の新会社を設立 2022年04月05日
  • 岡本硝子,希望退職者を募集
    岡本硝子,希望退職者を募集 2021年10月20日
  • パナ,太陽電池生産から撤退 2021年02月01日
  • JDI,白山工場および付帯施設を譲渡 2020年09月01日
  • シャープ,ディスプレー事業継承会社を設立 2020年08月06日