国土交通省は,安全性の向上,メンテナンスの効率化,経済性の向上等に資する新たな道路照明に関する技術公募を令和元年10月11日~令和元年10月31日まで実施し,検証結果を公表した(ニュースリリース)。
公募には13社,24件の応募があり,学識経験者,技術専門家,道路管理者等からなる検討委員会において,応募書類及び応募者によるプレゼンテーションに基づき技術検証を行なった。
その結果,検証技術24件のうち「有望な技術」が9件,「期待はできるが更なる改善が必要な技術」が12件,「導入箇所・条件が限られる技術」が3件となった。
有望と評価された技術については,更なる技術開発を促しつつ,今後,積極的に活用・導入するための必要な手続きを官民で進めていくという。なお,今後,国土交通省において,規定類(ガイドライン等)の見直しを行なう予定としている。
「有望な技術」9件は以下の通り。
・GSユアサ「道路照明向けLEDランプ」
・星和電機「直流給電方式を用いたトンネル照明システム」
・パナソニック「安全性・施工性向上型LEDトンネル照明器具システム」
・小泉製麻「柱脚部防食技術 「NEac工法+ウレタン注入材」(塗布剤・防腐技術)」
・岩崎電気「歩道および歩道橋向け樹脂充填照明器具」
・岩崎電気「低ポールプロビーム道路照明灯」
・岩崎電気「視線誘導等高付加価値低位置道路照明灯」
・星和電機「直流給電方式を用いた低位置照明システム」
・星和電機「直流給電方式を用いた次世代トンネル照明システム」