横浜国立大学工学研究院の洪鋒雷教授が,2020年3月12日,応用物理学会の第21回光・量子エレクトロニクス業績賞(宅間宏賞)を受賞した(ニュースリリース)。
同賞は,レーザー物理及び光科学の研究分野において,新しい発見,発明,理論,実験等を通して,学問分野や産業分野で顕著な業績をあげた者に対して授与される。
洪鋒雷教授は,レーザー精密分光,波長安定化レーザー,光周波数計測,光周波数標準に関する研究を長期にわたり精力的に行ない,上記の課題解決を含む重要な研究業績を数多くあげてきた。
このような精密周波数計測技術の開発と国際標準への展開に関する研究は,標準,光科学,物理学などの分野に大きく貢献し,同賞にふさわしい業績であると評価された。