独Baslerは,自社カメラ向けのレンズラインナップを拡充し,スタンダードレンズ,プレミアムレンズの2種類の製品ラインを新たに追加した(ニュースリリース)。
カメラや照明とともに画質を左右するレンズを選ぶ際には,最適な画質を得るために,解像度と価格のバランスを考慮することが重要となる。同社では,解像度,価格のいずれを重視する場合にも最適なレンズを取り揃えている。
スタンダードレンズは,高いコストパフォーマンスで一般的な撮影向け。ムダのない設計を採用しており,速度に特化した低解像度撮影をはじめ,画質よりコストを重視する場合に適した製品ラインとなる。
プレミアムレンズは,要件の厳しい用途向けに開発。歪みや口径食を抑えながら,優れた解像度で最高の画質を実現するなど,微細な検査が必要な用途に適しているとし,コスト削減にも配慮しているという。
新たに登場した2種類の製品ラインは,いずれもさまざまなセンサーサイズ(1/2インチ~1.1インチ),焦点距離に対応しており,同社のカメラの各モデルにフィットするという。また,Cマウントだけでなく,アダプターを使用すればCSマウントにも対応可能だとしている。