アイリスオーヤマは,高圧水銀ランプの製造・輸出入を禁止する「水銀汚染防止法」施行に伴い,高圧水銀ランプの代替製品「高天井用LED照明」のラインアップを拡充する(ニュースリリース)。
水俣条約を国内で実施するため「水銀汚染防止法」が交付され,本年12月31日より水銀が使用されている照明のうち一般照明用の高圧水銀ランプの製造,輸出入が禁止される。
これに伴い,国内では物流倉庫や工場,体育館で使用されている高圧水銀ランプからLED照明への改修需要が急増しているという。この需要に対応するため,同社では様々な利用シーンと用途に対応できる高圧水銀ランプの代替製品の品揃えを強化した。
LED照明へ改修することで高圧水銀ランプと比較して消費電力を最大約82%節電できる。さらに,明るさやエリアを調整する無線制御システム「LiCONEX(ライコネックス)」対応製品の使用により最大約90%の省エネを実現できるという。
同社の高圧水銀ランプ代替LED照明は,大型アリーナや工場,倉庫等に適した屋内用から屋外環境に設置可能な屋外用,さらに沿岸エリアの塩害にも対応した耐塩仕様,そして高温・低温環境や,プール,クレーン設置など特殊な環境下に対応する商品まで様々なシーンと用途に対応する豊富なラインアップを取り揃えている。