トプコンテクノハウスは,光とレーザーの科学技術フェア(11月12日~14日 科学技術館)において,ディスプレーの評価などに適した各種分光放射計を展示した。
このうち「SR‐5000H」は,2次元タイプの分光放射計。分光とフィルタ2つの測定方式を持ち,それぞれの長所を活かして高精度測定と高速測定を両立する,コンバーチブルモデルとなっている。
分光スペクトル,輝度,色度,相関色温度など140万ポイント(1376×1024)の数値データの計測が可能。測定した数値やデータを疑似カラーやグレースケールの画像に置き換えて表示することで,測定対象物のムラ表示などができる。
独自の光学XYZフィルターにより,0.005~40,000cd/m2までの正確な輝度・色度測定が可能。測定速度も高速で,輝度100cd/m2時において約4.5秒としている。
この製品は主にディスプレーの評価を用途としており,LCDからOLED,μLED,QD,レーザーなど,様々な方式において輝度,色度ムラ,分光スペクトルムラの測定に対応する。
他にも肌のシミや色素沈着の検出,フィルムやガラスコーティングのムラ,干渉縞の計測,タッチパネルのモアレ計測,さらに,年代別分光感度により,年齢による色の見え方をシミュレーションする「視認性シミュレーション」を実現する。
4Kや8K,またHMDやAR向けディスプレーパネルなど,高精細化がさらに進むディスプレーの評価のために,顕微鏡と接続するためのマウントアダプターや,顕微鏡レンズの分光透過率補正ツールといったオプションも用意する。