電気硝子,高屈折率・透過率ガラスを開発

日本電気硝子は,拡張現実(AR)や複合現実(MR)対応のスマートグラス用として,高い屈折率および内部透過率を備えた新しい基板ガラスの開発に成功した(ニュースリリース)。

ARやMRといった最先端技術の進化に伴い,スマートグラスは,次世代のコミュニケーションデバイスとして市場の拡大が期待されている。仮想映像を伝えるスマートグラス用基板ガラスには,より広い視野角を得るための高い屈折率や,より明るい映像を表示するための高い内部透過率が求められる。

今回,同社が新たに開発したガラスは,スマートグラス用基板ガラスとして世界最高とする屈折率2.0と内部透過率98%(波⻑500nm,厚さ10mm)を実現した。これらにより視野角が拡大し,より明るい映像表示が可能になる。

また,屈折率2.0を有する12インチウエハ基板としては世界最薄の0.3mmを達成し,薄型・軽量化および視認性の向上にも寄与するという。なお,この製品は,2019年10月15日~18日に開催される「CEATEC 2019」の日本電気硝子展示ブースに出展予定としている。

キーワード:

関連記事

  • 京セラ、ウシオ電機の半導体レーザー事業を買収へ

    京セラ、ウシオ電機の半導体レーザー事業を買収へ

    京セラは2026年4月14日、ウシオ電機との間で、同社の半導体レーザーデバイス事業に関する株式譲渡契約を締結したと発表した(ニュースリリース)。本契約に基づき、ウシオ電機が新会社を設立して当該事業を吸収分割により承継させ…

    2026.04.15
  • 【interOpto2025】夏目光学、可視化実験用モデルを展示

    interOpto / 光とレーザーの科学技術フェアで、夏目光学【可視化技術フェア No. B-16】は、可視化実験用モデルを展示している。 展示されていたのは、エンジンのシリンダーなど車載部品をガラスで製造したものだ。…

    2025.11.12
  • 【interOpto2025】五鈴精工硝子、透過・拡散ガラス・両面レンズアレイを展示

    interOpto / 光とレーザーの科学技術フェアで、五鈴精工硝子【紫外線フェア No. C-15】は、紫外線殺菌・露光装置に注目される成型可能な紫外線透過ガラス「IHUシリーズ」、高い拡散効果と安定した配光特性を誇る…

    2025.11.11
  • 古河電工,LiDARで配管を測定し管理するアプリ提供

    古河電気工業は,再生可能エネルギーの地中送電に最適な電力用ケーブル保護管「SFVP」向けに開発した埋設管施工管理アプリ「F-pipeVision」の提供を開始すると発表した(ニュースリリース)。 2050年カーボンニュー…

    2025.09.24
  • 東大ら,単一元素金属がガラス化する仕組みを解明

    東京大学と中国松山湖材料実験室の研究グループは,単一元素(金属)がガラス化するメカニズムを大規模シミュレーションにより解明した(ニュースリリース)。 金属ガラスは,結晶性金属にはない高強度や耐食性,優れた加工性などの特性…

    2025.09.12

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア