米コーニングインコーポレイティッドは7月9日,中国・安徽省の合肥新站ハイテク産業開発区に新たに設立した,オートモーティブガラスソリューションの施設の開設式を行なった(ニュースリリース)。
自動車メーカーは現在,より多くのディスプレーや高機能ガラスを自動車設計に取り入れており,同社はこの量産施設により,世界の自動車メーカーに対して,車載インテリア用「AutoGradeTM Gorilla Glass」を直接自動車メーカーに納入することが可能になるという。
自動車設計において,より大型,曲面型で高解像度の車載ディスプレーの採用が進んでおり,自動車業界の厳格な基準をクリアしつつ,スマートフォンのような高機能ガラスの需要が高まっている。この新施設は,同社が新たに発表した「S戦略と成長の枠組み」で表明した,2023年までに自動車市場での売上高倍増という目標達成を支えるものだとする。
なお新工場は,2019年第3四半期より出荷を開始する予定。