スタンレー電気は,車載用のドライバー・モニタリング・システムや乗員検知,さらに高画質な画像が求められるセキュリティーカメラなどのニーズに対し,適正な照度が取れない環境下でも,鮮明な画像が得られる高出力の赤外LED「MHN1105MS」「MHN1106MS」を開発し,販売を開始した(製品ページ)。
同社のパッケージ技術により,従来品の高効率タイプ「MFNシリーズ」の約1.7倍の光出力(1,630mW(MHN1105MS),1,760mW(MHN1106MS))を実現している。発光波長は945nm,順電圧2.9V,指向半値角は60度(MHN1105MS)と120度(MHN1106MS)の2種をシリーズ化。ヘッドランプ用などのハイパワーLEDで培った低熱抵抗と高信頼性の技術を応用したという。
同社は今後も高出力と高効率の赤外LEDのラインナップを拡充し,多様なニーズに応えていくとしている。
主な用途は以下の通り。
・ドライバー・モニタリング・システム
・乗員検知
・ジェスチャーコントロール
・セキュリティーカメラ
・赤外投光器
・マシンビジョン
・各種センサ